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凝固剤(高分子吸水剤)について

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袋式の簡易トイレでは水分を固めるのに、高分子吸水剤を使います。
詳しくは、こちらをどうぞ。
高分子吸水剤

現在主流なのはポリアクリル酸ナトリウムを使った物で、生理用品やオムツにも大量に使われています。非常に安定した物質で廃棄処理についても安全性が確認されています。パックレットもその高分子吸水剤に活性炭を配合し使っていますが、どちらも安全なものなので安心してお使い下さい。ただ、将来消費量がどんどん増えていくと、焼却時の負担が高まるのでなんらかの対策は必要になるかも知れませんね。すでに秘策があります!

 

 

 

carton_6L_water

 

さてこちらは災害用のバッグインボックスのテスト風景です。中には6Lの水が入っています。満タンになると9Lくらい入ります。この状態で約2/3くらいです。さてここに60gのSAP(凝固剤)を入れてみます。実際にはトイレットペーパーなども入るので、単純な水だけではありませんが。

 

 

 

 

 

SAP_60g_6L

 

凝固剤を投入すると、わずか1分くらいで、このように固まります。カチカチに固まるわけでは無く、ゼリー状に水分が固まります。この状態で指を差し込むと穴ができます。水分の少ないゼリーの様な感じですね。

災害用パックレットには凝固剤が180g入っていますから、もし満タンになったとしても固めるのに充分な量です。ちなみに一般用のパックレットには120gの凝固剤が入っています。こちらは満水でも6L程度なので、こちらも充分な量が入っています。

 

 

 

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近くで見るとこんな感じです。時間が経つと、もっとごつごつした感じになります。実際には、固まった状態を見ることは、まずありませんが・・・・

 

 

 

 

 

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